第23回千葉県学校保健学会年次大会のお誘い(第1報)
第23回千葉県学校保健学会年次大会 大会長 小林 芳枝(聖徳大学)
平成から令和へ、新たな気持ちで令和の時代を迎えられた方も多いことと思います。皆様におかれましては、益々ご活躍のことと拝察いたします。
さて、本年12月14日(土)に松戸市の聖徳大学にて、第23回千葉県学校保健学会年次大会を開催いたします。
現在、子どもたちを取り巻く状況をみると、いじめ、不登校、貧困、虐待等さまざまな課題が山積しています。その課題解決に向けて学校、家庭、地域、関係機関が連携・協働して子どもたちの安心・安全を守っていく必要があるでしょう。
そこで今回は、「社会で支える子どもの健康-虐待 SOSの気づきと対応-」をテーマに子ども達のいのち、安心・安全を守ることを参加者の皆様とともに考えていきたいと思います。
特別講演は、千葉大学教授の保坂 亨先生にお願いし、「学校教育と児童福祉連携:困難な養育環境にある子どもたちへの支援」という演題で貴重なお話を伺えることになっています。
シンポジウムは「虐待 SOSに気づき連携して対応するために」をテーマとして、スクールカウンセラー、歯科医師、学校現場(校長)、市行政担当のシンポジストの立場からご提言いただき、今後の課題解決に向けた取り組みについて、フロアーの皆様と話し合う場にしたいと考えております。
特別講演、シンポジウムは、市民公開講座として位置づけ、多くの市民の方々にもお越し頂けるような企画にしたいと準備を進めています。
一般口演も例年通り、多くの方々の応募と発表を期待しております。 ワークショップは、「健康教育ネットワーク研究委員会」、「子どもの食生活研究委員会」、「ヘルスカウンセリング研究委員会」の3領域に加え、歯科医師による「学校歯科研究委員会」を開催いたします。
多数の会員の皆様のご参加をお待ちしております。